蜂蜜は”不思議だ”。蜂蜜は”すごい”。蜂蜜は”かわいい”。私がはちみつ職人になった理由はこの蜂蜜たちに恋をしたからです。 働き蜂は生まれてから死ぬまでにほとんど休まずに働き続けます。その内容とは生まれて1〜2日は卵や幼虫を暖めて保温の役目、次は幼虫の育児、生後10日前後の若い働き蜂が、頭部の咽頭腺からローヤルゼリーを分泌して、孵化(ふか)したばかりの幼虫と女王蜂に与えます。その後、自分の下腹部からロウを出し巣づくり、これが5〜6日つづきます。次に巣の掃除、巣箱の警備、生まれて21日すぎた蜂がやっと外へでて花粉や花蜜を採集します。一匹のミツバチが一生に集める蜜の量はわずかティースプーン半分、蜂の寿命はだいたい200日ですが、花盛りのころに働きつづけた蜂は約35日で生涯を閉じます。最後は巣箱から自分で這い出し、どこかの草むらで永眠するのです。
働き蜂は普通2ヶ月程度働き続けて死ぬのですが、女王蜂はローヤルゼリーだけ食べて、最盛期には一日2000個の卵を産み続け4〜5年も行き続けます。すごい生命力です。 私はこの働き蜂の健気な姿に心うたれ、女王蜂の生命力に恋をし、蜂蜜の不思議な習性に見せられてしましました。
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